動力伝達装置
クラッチ
同心軸上にある伝導軸間で駆動側から被動側に機械的接触などによって動力を伝達、しゃ断する機械をもつ機械要素。これにはかみあいクラッチ、摩擦クラッチ、電磁クラッチなどがあります。また一定方向にだけ動力を伝達する一方向クラッチと、クラッチの切替により逆転を得る機構の逆転クラッチがあります。
ページの先頭へ戻るクラッチスプリング
クラッチディスクをフライホイール側に圧着する働きをしています。コイルスプリングとダイヤフラムスプリングがあり、前者は、弾力性をもつピアノ鋼材などで作られ、コイル状に巻かれ対角線上に組み付けられています。後者は、ばね鋼材をプレスで形成し、熱処理やめっきをして加工されていて、プレッシャプレートをおす力が均等であることや、クラッチディスクの磨耗によるばね力の低下が少ないメリットがあります。
ページの先頭へ戻るクラッチディスク
鋼板の外周にクッションプレートをリベットでかしめ、両面から石綿などの磨耗材でつくったクラッチフィーシングを付けたもの。内側にはクラッチの断続字に急激なトルクの伝達を受けたときに、その衝撃を吸収するダンパスプリングが組み付いています。
ページの先頭へ戻るクラッチ倍力装置
中、大型の自動車はクラッチスプリングのばねが強いため、クラッチペダルを踏む力を軽減させるための装置。真空ポンプで負圧を発生させ利用する真空式や、圧縮空気を使った圧縮空気式などがあります。
ページの先頭へ戻るクランクシャフト
ピストンの往復運動を回転運動に変換する部品。膨張行程ではピストンが受けた圧力を動力として取り出し、他の行程では逆にピストンを動かして混合気の吸入、圧縮及び燃焼ガスの排出を行います。クランクジャーナル、クランクピン、クランクアームからなります。
ページの先頭へ戻るコイルスプリング
クラッチスプリングのひとつ。弾力性を持つピアノ鋼材から作られ、プレッシャプレートとクラッチカバーの間に、対角線上に6個~18コ並べて組みつけられています。
ページの先頭へ戻るコイルスプリング式クラッチ
摩擦を利用したクラッチのひとつ。クラッチカバーとプレッシャプレートの間に、弾力性の強いコイルスプリングがクラッチスプリングとして機能しており、クラッチ本体は、フライホイールの外周にボルト締めしてあり、共にクランクシャフトの同軸線上で回転しています。
ページの先頭へ戻るECT
電子制御式自動変速機の略。従来のオートマチックトランスミッションの油圧制御部にトランスミッションコントロールコンピュータを組み入れて、電子制御化したもの。電子制御式自動変速機は、作動のパターンが入力されており、各部のセンサーからのデータ信号を受け取ってコンピュータで判断をします。そして、油圧制御部のバルブに変速の制御信号を送るシステム。
ページの先頭へ戻るインタクーラ
過給機の後に設置され、上昇した圧縮空気温度を下げ、機関に吸気します。馬力増大と燃料消費の効率化が目的で、副産物として排気ガスの排出低減の効果もあります。
ページの先頭へ戻るインタロック機構
一つの装置の動作を始めようとするとき、それに連動しているほかの装置が正常な状態でない限り、先の動作が作動しないように設計された保護装置のこと。また動作時においても、危険が生じれば自動的にその動作が停止するように作られています。
ページの先頭へ戻るFF式
フロントエンジン、フロントドライブの略。車体前部にエンジンを配置し、同時に前車輪を駆動する方式。前車輪の駆動装置と舵取り装置が近い位置にあるため構造は複雑になりますが、前車輪を駆動しながら前輪を操作するので、高速での機動性など走行が安定しています。また、駆動輪にエンジンの重量が付加されるので、発信時のスリップも起きにくくなっています。
ページの先頭へ戻るFR式
フロントエンジン、リアドライブの略。車体の前部にエンジンを配置し、後車輪を駆動する方式。前車輪は操縦、後車輪は駆動というように分担が分かれるので、構造が簡単にでき、かつ車体全体を強くできる利点があります。一方で、プロペラシャフトが床下を通るので、車内中央が少し狭くなります。
ページの先頭へ戻るRR式
リヤエンジン、リヤドライブ方式の略。車体後部にエンジンを配置し、高車輪を駆動する方式。エンジンやトランスミッションの操作機構は遠くなりますが、車内が広くなる利点があるため、大型バスや外国製乗用車に使用されています。
ページの先頭へ戻るオートマチックトランスミッション
トランスミッションの操作を、アクセルペダルと走行状態によって自動的に行う装置。自動車の走行を滑らかにするため、走行状態によってエンジンの回転速度を買え、トルクと速度に変化を与えたり、進行方向を変えたりする役目があります。
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