燃料装置
過給機
エンジンの出力を上げるために、シリンダ内に多くの混合気を送り込む装置。通常の充填効率は60~80%だが、過給機により100%以上の供給率にすることが可能。過給機の種類には、駆動方法の違いにより、機械駆動のスーパチャージャと、排気タービン駆動のターボチャージャがあります。
ページの先頭へ戻るガソリン
本来無色透明な燃料ですが、オクタン価を上げてノックしにくくするため、毒性のある四エチル鉛が入っており、区別のため赤紅色に着色してあります。オクタン価89以上のガソリンをレギュラーガソリン、96以上をハイオク(タン価)ガソリンとしています。現在、鉛による公害を防ぐため無鉛ガソリンが主流となってきています。
ページの先頭へ戻るガバナ
エンジンの負荷が変化した場合にも、燃料の噴射量を機械的、電子的に制御し、エンジンの回転を安定させる機器。とくに低速時のエンジン回転の安定化や、高速時のエンジン過回転によるオーバーランの防止に不可欠な機器です。
ページの先頭へ戻る可変ウイングターボ
タービンホイールの外周に4枚の可動ウイングと固定ウイングを設置し、低速回転での混合気の過給効果を上げ、高圧縮比が得られるようにしたもの。エンジンの回転速度により可変ウイングを作動させ、固定ウイングとのスキマを調整、A/R比を変化させる方式。
ページの先頭へ戻るキャブレータ
空気と燃料を霧状の混合気にして供給する装置。最も効率よく燃焼させるために、混合気にする。エンジンの速度の変化や、負荷の変化に応じて最も効率よい混合気が生成されるように調整する各種の装置が搭載されています。
ページの先頭へ戻るアイシング
気化器での着氷現象。吸入空気中の水分がガソリンの気化熱により冷却されスロットルバルブ周辺に氷結したり、エンジンルーム内に侵入した雪が、気化器のリンク系などの作動部分に付着、融解後氷結し、氷結により機関不調やリンクの作動不良を生じ円滑な運転ができなくなること。
ページの先頭へ戻るアイドリング
機関を無負荷において運転している状態。一般的には、アクセルを操作せず機関が空転している状態をいいます。
ページの先頭へ戻るアクチュエータ
電気や流体などから与えられたエネルギーを機械的な動力に変換して負荷を駆動する要素。エネルギーの形態により電気式、油圧式、空気圧式の3種類に分類されます。さらに、圧電素子や形状記憶合金などの精密な位置決めのできるアクチュエータの開発も進められています。
ページの先頭へ戻るアフタファイア
点火プラグの不良により燃焼されずに排出された混合気が、マフラ付近で爆発的に燃焼すること。バーンという爆発音がするのが特徴です。
ページの先頭へ戻るアンローダ機構
エンジン始動直後に走りだすとき、前二つの機構の作動を解除し、強制的チョークバルブを開き、必要以上の濃い混合気の生成を防止する機構のこと。
ページの先頭へ戻るEFI
電子制御式燃料噴射装置の略。燃料噴射装置に電子制御を組み合わせた装置のこと。キャブレータの持つ吸入抵抗がなく、各シリンダに確実に必要な燃料の供給ができるなどの特徴を持つため、レース用エンジンに実用化されています。
ページの先頭へ戻るイグニションコイル
バッテリの低電圧を、点火プラグから確実に火花が飛ぶように補助する機器であり、高電圧に変換する働きがあります。
ページの先頭へ戻る異常燃焼
火花点火機関において、燃焼は火花点火によって始まり、その後の正常な火炎伝播によって正常燃焼します。燃料の種類、燃焼室の構造の違いによって火炎伝播に異常が生じること。
ページの先頭へ戻るインジェクタ
ノズルからの蒸気の噴出によって生じる負圧で水を吸い上げ、ボイラへの給水を行うポンプ。噴出した蒸気は水と混合して凝縮し、減速するので、供給蒸気の圧力よりも高圧のボイラ内に給水できます。
ページの先頭へ戻るウェストゲートバルブ
タービンハウジングの手前に取り付けた排気ガスのバイパスライン。ガソリンエンジンのノッキングを緩和させるために使用する機器で、過給圧をコントロールする役割があります。
ページの先頭へ戻るA/R比
タービンハウジングの入り口の最小面積Aと、タービンシャフト中心からAの面積中心までの距離Rの比をいいます。ターボチャージャの特性を現す係数。
ページの先頭へ戻るオートマチックタイマ
最良の燃料効率を調整するため、エンジンの回転数の変化に対し、噴射ノズルから出る燃料の量を自動的に調整するタイマー。作動方法の違いにより、メカニカル式と油圧式とがあります。
ページの先頭へ戻るオフセットピストン
ピストンの作動を不安定にする首振り現象(フラッタ)や、打撃音(スラップ)の防止のため、ピストンの取り付け位置をわずかに偏らせたもの。通常は、ピストンの中心より、ミリ単位の偏心量で調整します。
ページの先頭へ戻る液化石油ガス
石油精製やナフサの分解過程で副産物として発生するガス、もしくは油田から原油とともに噴出するガスを、常温に置いて1.5MPa以下の圧力で液化したもの。発熱量が高く一般家庭用の燃料としても使われています。
ページの先頭へ戻るオクタン価
火花点火機関用の燃料であるガソリンのアンチノック性を示す尺度。この値が大きい燃料ほどノックを起こしにくくなります。オクタン価は、同一測定条件において同等のアンチノック性を示す正標準燃料中のイソオクタンの容量%で表します。市販のレギュラーガソリンのオクタン価は90前後、プレミアムガソリンは100程度になります。
ページの先頭へ戻るセタン価
ディーゼル機関において燃料の着火のしやすさを表す尺度。軽油ではおよそ40~50で、値が小さいほど着火性が悪くなり、排気ガスに有害物質が増える傾向にあります。
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